Enhance ふくい

福井ママ育児英語サークル

英語の勉強をやめたい、挫折しそう、そして始められないという全ての方へ。

2020年10月8日
約 12 分

こんにちは!
先日、英語の勉強を続けていらっしゃる方より、

『これ以上お金を払って私は英語を勉強する必要があるのかな?
英語の先生でもないのに、なぜ私は英語を勉強するのかな?なんのために?』


こんなお話をいただきました。

わ!か!る!のひとこと。笑

きっと、英語を勉強している方、したことのある方ならほぼ全員の方が感じたことのある思いなのではないでしょうか。
私も数え切れないほどブレてきました・・・

でも今はもうブレる気がしません。

「なぜ英語を勉強するのか」という答えは、100人いらっしゃれば100人の方が違う答えにたどり着くと思いますので、
私自身はどうか、というお話をこれからさせていただきますね。

私を変えた「娘の涙」

先月、私と4歳の娘、それから私の友人と娘さん(Sちゃん=6歳)の4人で公園で遊んでいた時の話。
ある外国人親子に遭遇しました。

小さい時から英語を習っているSちゃんは、その親子を見つけると自分から積極的に英語で話しかけていき、あっと言う間に仲良くなっていました。さすが!

私も色々お話したかったので、みんなで英語で盛り上がっていたところ、
英語のできない私の娘だけが会話に入れず、泣き出してしまったのです・・・

大粒の涙を目に浮かべて、
「ママ、英語ってどうやって話すの?」
と。

あの時の娘の寂しそうな泣き顔を思い出すと、今でも私自身が泣けてきます。

実は私の場合、娘が英語を嫌がったこともあり、2歳の時におうち英語は中断して、そのままになっていたんですよね。

その日の夜から、約2年ぶり?に英語を再開。
娘は毎晩のように、「次はあの外国のお友達と英語でお話する!」と言っています。

・・・と、ここまで、
これでは「私が英語を勉強する理由」ではなく「娘が英語を勉強する理由」になっていますよね。

でも、それこそが私が英語を勉強する理由の一つ。どういうことなのでしょう。

子どもをあなたの「先生」に

皆さんの中にも、「自分は別に英語を話せなくてもいいけど、子供には英語を話せるようになってほしい!」という方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

なにせ、私たち大人は、今普通に生活していれば、英語ができなくて困ることはあまりありませんもんね。

はい。それです。

私たちの子供も、今より大きくなった時、「英語を積極的に使う環境」が身近になければ、今の大人と同じように
「別に英語を使えなくても困らなく」感じて、英語を勉強する理由を見出せなくなってしまう


と思いませんか?

子供達は本当に成長するスピードが速いです。
小さい時から英語を勉強していれば、あっという間に日常会話ならできるようになります。

その時に、誰と英語で会話するのですか?
週に一度だけ会う英会話スクールの先生?

もっと身近にいい相手がいると思いませんか?

そうです。お母さんです。

英会話スクールやオンライン英会話でしか英語を使わないでいると、その子にとって英語はだんだん「非日常」「使わないもの」
に変わっていってしまいます。

でも、1日に10分でも5分でも、
お母さんと英語で会話ができたら最高だと思いませんか?

子供達は、英語を話せる事で自分にすごく自信がつきます。
自分を好きになれます。

そしてお母さんの実力なんかあっという間に追い越していってしまうと思いますので笑、
そうなったら、今度はお母さんがお子さんに英語を教えてもらえばいいですよね♫

子供達は学校で正確な文法を習ってきますので、お母さんが英語を忘れたり言い方がわからなかったりしたら、
「お母さんに英語教えて?」とお願いすればいいのです。

そうしたらもうお母さんはお金を払って英語を勉強しなくてもいいと思います。
私も、今は娘に英語を教えていますが、きっとすぐに抜かれると思っていますので、
そうなったら娘に私の先生になってもらおうと思っています♪

いつまでも母親ヅラして(いや母親ですが)無理する必要はありません。笑

英語を継続するコツは、仲間を作ること。特に家族を巻き込むことです。
「お母さんが英語が好き」というのは、お母さんご本人にとっても、お子さんにとっても
素晴らしいことですね♪

チャンスは必ず引き寄せられる

私、よく外国の方に遭遇するんですよね。
福井県って全国的に見るとそこまで外国人の方も多くないのではないかなと思うのですが、
いろんなところでよく見かけます。

もともとシャイな方ですが、外国の方を見かけるとできるだけ英語で話しかけるようにしています。
(これについては後ほどまたお話しします)。
新しい出会いは楽しいです!!

それでその外国の方も、「日本人っていい人だな」って思ってくれたら、嬉しくないですか?
家に帰って、家族に「今日ね、日本人が英語で話しかけてきてくれて、すごく楽しかったよ」って話してくれたら、嬉しくないですか?

私は日本の親善大使になれたということになります。
英語を少しでも話せる人は、目に見えなくても「日本の親善大使のバッジ」を常に胸につけて歩いていていいと思います。

いや、私そんなに外国人に遭わないし・・・と思った方。

本当にそうですか?

目に入っていない、あるいは見つけても見ていないふりをしているだけ、
そんなことはありませんか?

私たちは、コスモスとかチューリップとか、名前を知っている花は目に留まりますが、
それより圧倒的に多い「名前も知らない花」は、ほとんど目に留まりません。
見てもすぐに忘れてしまいます。

同じように、
「自分は英語を話せる」という意識がまず自分にないと、
外国の方がいても目に留まりません。


英語を勉強する人には、チャンスは必ず寄ってきます。

娘にも、チャンスをたくさん引き寄せる人になってほしいと思っています。
私が親として、まずお手本を見せられたらいいなとも思っています。

子どもと一緒に壮大な夢を描こう

英語力とお金さえあればやりたいことってたくさんあると思いませんか?笑

世界一周旅行。留学。外国人向けのカフェの開業。
ただ、子育て中のお母様方にとって、自分のために多額のお金をかけるのはなかなか勇気のいること。

でも、もしあなたのお子さんが
「将来世界を一周したい」
「留学したい」
「外国の人に人気のカフェを開きたい」
「海外に住んで働きたい」

と言ったら、「頑張れ!応援するよ!」って思いますよね。

はい。もちろん、「応援するよ」でもいいんですが、

「私も一緒にさせて!!!」

と言ってみてはいかがでしょう。
子供と一緒に夢を叶えるのです。

子供のためだと思えば、投資するのも惜しくないですよね♫
そこに自分も便乗してしまえばいいと思います!

子供もきっと喜ぶのではないでしょうか。
私の母はもう他界していますが、何かを一緒に実現させてみたかったなと思っています。

ちなみに今コロナ禍で、いつになったら海外に行けるのかわからなくて不安という方は
ぜひこちらの記事もご覧ください♫

なりたい自分は「演じる」ことから始める

「言語は人格を形成する」とよく言いますが、
私は英語を話すとき、「なりたい自分になれるスイッチ」が入ります。

私は今まで3カ国で留学してきました。

日本で繰り返しの毎日を過ごしている中では、急に自分を変えることはできません。

恥ずかしがり屋で物静かな人が、いきなり会社や学校で
「今日も元気?調子はどう?」
なんてノリノリで話しかけてきたら、周りの人はびっくりしますよね。笑

でも、私のことを誰も知らない海外に行けば、
いきなりそこで「誰も知らない私になれる」と思ったのです。

マレーシアに留学した時は、「甘えん坊ではなく、自立した自分」を演じてきました。
ニュージーランドでは、「どんな些細なことにも積極的に挑戦する自分」を演じてきました。
イギリスでは、「知らない人にでも積極的に話しかけまくれる自分」を演じてきました。

演じるうちに自分のものになるのです。

だから私は今でも、英語を話す時は
「自立して挑戦好きの積極的な自分」になれます。

・・・日本語ではなれません。笑
日本語で知らない日本人にいきなり「どこから来たの?」なんて聞けません。笑

でも、外国人に英語でなら聞けます。
だって、通じなくても変な人だと思われてもそれっきりでおしまいですし、
上手くいけばその後も続く関係になるわけですし。
良いことしかありません!

英語は、私を「なりたい自分」に変えてくれるスイッチです。
皆さんは、どんな人になりたいですか?
そのスイッチ、英語で入れてみませんか?
英語で、新しい自分になって見ませんか?

本当に、英語は必要?

きっと、大人の方は心の奥の奥の奥で一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

「子供達が大きくなる頃には、英語が必須の世の中になっていて、英語ができないと就職の選択肢も激減する」と。
そして、「・・・でも、本当にそうなのかな?」と。

私たち自身も、子供の時は「将来は英語が必要!」だと言われてきたけど、
実際、できなくてもそこまで困ることはないし・・・と。

はい。これは胸を張って言えますが、こんなことを思っていられるのは日本人だけです。
日本はすでに現在鎖国状態です。英語ができないというだけで。

鎖国状態なので、私たちは英語の必要性にただ気づいていないだけです。
英語がわからないがために入ってこない情報、それ以上に
「世界に発信できない」大切な情報がたくさんあります。
もう少し詳しく書きますね。

日本は鎖国状態

この話は以前『英語を味方に夢を叶える人』という私の講座でもお話させていただいたのですが、

皆さんは、スウェーデンの16歳(2019年)のグレタ・トゥーンベリ さんという女の子をご存知でしょうか。


※ギズモード・ジャパンより


以下、AMP通信の記事より引用させていただきます。(全文はこちらから)

『環境問題に危機感を募らせた一人の少女は2018年8月、学校を休んでスウェーデンの国会議事堂前に座り込み、「Strike for Climate」(気候変動のためのストライキ)というプラカードを隣に置いた。

(中略)
グレタはこの学校ストライキを3週間続けた後、毎週金曜日にストライキをすることに決め、この活動を「Fridays for Future」と名付けた。
(中略)
彼女はTwitterを通じて、世界中の同世代に「それぞれの政府や自治体が、地球の気温上昇を2度以内に抑えるための確実な道を歩き始めるまで、この活動を続けよう」と呼び掛けている。
(中略)
2019年2月末現在、グレタ・トゥーンベリのFridays for Futureストライキは28週目になり、世界中で何万人もの学生が参加するほどに広がっている。

特にヨーロッパでは、2019年に入ってから急速に学校ストライキが大規模化し、ベルギー、スイス、ドイツ、イギリスなどで数万人規模の参加が報告されている。
(中略)
日本でも2月22日に国会議事堂前で初めて気候変動デモが行われ、約20人の学生たちが参加した。Climate Justice(気候正義*)を訴え、今後も活動していくという。』

2018年からわずか数ヶ月で、世界中の何万人もの学生を動かした彼女の想い。

日本で動いたのは、半年後に約20人

20人。

どう思いますか?圧倒的に少ないと思いませんか?
むしろこの人数は、「世界中の何万人もの学生」に含まれているのかすら疑問です。

もちろん、価値観の違いとか、環境問題に対する考え方の違いとかも大きいと思いますが、
そもそも日本の学生たちは、自分たちと同世代の女の子が、こういう思いを持って活動をしているという「情報」を拾えていたのでしょうか。

・・・拾えていなかったのではないかと思います。
英語ができないというだけで。

また、日本人の学生や学者が書いた論文が世界の人々の目に留まるスピードは、7~10年遅れていると聞いたことがあります。

せっかくの世界最先端の優秀な発見や意見も、発信できなければそれは最先端ではなくただの時代遅れ

本当にもったいないことです。

あなたは、お子さんを、あるいは自分自身を、鎖国状態の世界に置いておきたいですか?
それとも広い世界で様々な貴重な情報をキャッチし、発信していける人になりたいですか?

それから、英語の必要性については、私の尊敬する師であります
*Nano-English*月田綾先生の『ママがお家で楽しく育む♡子どもの英語力×自己肯定力』の講座にて、
具体的な数字を使って、よりリアルに知ることもできます。
ご興味のある方は是非チェックして見てくださいね!一生の財産になると思います。

あなたがなりたいのは原始人ですか?

↑ヤケクソな見出しですね。笑

私たちが生きている世の中の大抵のことは、「必要ない」ことなんですよね。
衣食住以外は。

衣食住だって、突き詰めれば
美味しくなくてもとりあえず栄養さえ取れれば生きられる、
おしゃれをしなくても暖かさを保てれば生きられる。

でも、そんな生活をしていたら人は原始人に逆戻りしてしまいます。
余計なもの、必要ないものこそ「文化」であり、私たちの人生を豊かにしてくれるものなのです。

美味しいものを食べて、幸せだなと思う。
友達とおしゃべりをして、楽しいなと思う。
ドラマや映画を見て、面白いなと思う。
旅行に出かけて、また行きたいなと思う。

そして、
英語を話せて、生まれも育ちも考え方も違う人と話せて、嬉しいなと思う。

どれもすごく豊かでかけがえのない経験だと思いませんか?

どれも全て「絶対に必要なもの」ではありません。
「必要だからする」というのはむしろすごく無機質なこと。
私たちから「余計なもの」を除いたら、みんな原始人になってしまいます。

必要だから英語をする、というよりも、
楽しいからする」というのが自然なことかなと思います。
無駄なことなんか一つもないのです。

ハートで「英語を話せるようになりた!」と思うなら、その気持ちを大切にしてあげるだけでいいと思います。
理由なんか後からいくらでも付けられます♫

まとめ

さて、他にもたくさん書きたいことはあるのですが、

結局のところ、私は英語が好きなので、英語を続けていこうと思います。

そういえば、英語を勉強する理由については
以前も違う視点からブログに書いたことがありました。

私が今まで書いたブログの中で、最もアクセス数が多かった記事です。笑
こちらももしよろしければ合わせてご覧ください。
『英語をやめたいと思う前にー私が英語を続ける理由は「他人への思いやり」ー』

本日もブログにお越しくださり、本当にありがとうございました。

※現在募集中の講座です。
『大学入試を「利用」して「一生大切なこと」を伝える方法』
大学入試を受ける受けないに関わらず、全ての大人に聞いてほしいお話です。勉強への姿勢、意欲が大きく変わると思います。ご受講者様のご感想はこちら

『英文法の「教え方」講座』
英語の文法を基礎から応用まで学び直したい方、あるいは生徒への教え方を知りたい先生方のための講座です。

ママが楽しむ英会話サロン
誰でも気軽に参加できる、オンラインライティングサークルです♪
会話する機会はなかなか持てなくても、ライティングなら続けやすいですね!
添削付きのプラン、添削なしのプランがございます。

何でもコメント頂けたら嬉しいです

*
*
* (公開されません)

2019クリスマスイベント

error: Content is protected !!